オーバークロックとは

9568024デジタル回線には「定格」というものが定められています。
定格は機器や部品などにおいてその仕様や使用期限や性能などの条件を定めたものです。
適正に使用するための数値を定めたものです。
そうしてこの定格を上回ったクロック周波数でデジタル回線を動作させることを「オーバークロック」と言います。
因みにクロックとは複数の回路の同期をとってタイミングよく動作させるための周期的な信号のことです。
オーバークロックはより高い処理能力を求めて受けるもので消費電力の増え具合や発熱の増え具合、信頼出来る安定したデータを得て行っています。
主にオーバークロックはパソコンに使われているCPUに対して行なうことが多いです。
CPUの中に搭載されているマイクロプロセッサに対して行なうのです。
マイクロプロセッサはプロセッサを集積回路で実装したもので、コンピュータや様々な機器に使われています。
マイクロプロセッサはインテルによって1970年代に開発されたものです。
パソコン用のCPUでは案外動作クロックを変更することが用意なためにオーバークロックが受けることは多くなっています。
BIOSにおいて倍率やFSBを普通よりも厳しく設定してCPUの動作クロックを上げて出向くことがオーバークロックです。
メモリの動作クロックはCPUの動作クロックを行うよりもコンピュータの処理速度に影響が少ないです。
そのため安定して多少なりとも安全に取り回すためにCPUをオーバークロックするのならば定格クロックがメモリ動作クロックよりも高いものにした方がいいです。

考え方

クロックというのは、CPUやメモリやGPUなど動作のタイミングを行う基準となっている信号のことです。
このクロックを厳しくすることでそんなに高速に動作させることができるようになるのです。
それがオーバークロックです。
良い定格を超えたクロックでCPUやメモリやGPUといったパーツを動作させるのです。
そもそもCPUやGPUはおんなじ設計で、おんなじラインで製造されているのですが、それぞれの動作クロックにはバラツキが生じてしまいます。
そのため定格クロックが異なっている製品としてラインナップし販売されています。
但しこのときに動作できる範囲の中で最高のクロックを以ているものを定格クロックとしてしまうと、動作環境によっては不安定になって仕舞うことがあります。
そのため製品ごとにある程度余裕をみて使っているのです。
たとえば定格が1GHzというCPUにおいて製品の余裕つまりマージンが20%あるだとすれば、実際には1.2GHzの動作も可能ということになります。
このマージン部分によって定格以上のクロックで半導体を動かして性能を上げようというのがオーバークロックの基本的考え方です。
マージンはCPUの種類や製品によって、ひいては型番ごとによっても1つ1つ違いがあります。
マージンが大きいCPUというのがオーバーロックに強いということになります。
これがオーバークロックの基礎でどうしてオーバークロックをするのかという簡単な解説です。

CPUクロック

おんなじ型番のCPUがあったとしても生産している工場や日時などが違うとオーバークロックの耐性も違ってきます。
またおんなじロットのCPUにおいても個体差があってオーバークロックの限界値に違いがでてくるのです。
CPUのオーバークロックをするには、CPU自体の動作クロックがどのようにして生成されているのかを分かるところから始まります。
CPUの動作クロックというのは、外部から来るベースクロックというものをCPUの内部にある逓倍回路において何倍かへ高速化して生成されています。
このときの高速化する倍率をクロック倍率といいます。
クロック倍率は小数点以下も存在してあり必ず整数倍率とは限りません。
つまりベースクロックとクロック倍率を掛け合わせたものがCPUの動作クロックとなるわけです。
これらのことを踏まえると、オーバークロックをするにはベースクロックを上げて行くか、クロック倍率を上げて出向くか、両方ともまとめて上げて出向くかすることで可能になるということです。
但し中にはCPUのクロック倍率が固定されてしまっているもものあり、その場合はクロック倍率が変更できないのでベースクロックを突き上げるしかオーバークロックする方法はありません。
CPUと同様にGPUやメモリもオーバークロックすることは可能なのですが、GPUやメモリにはクロック倍率という考え方はありません。
そのため直接動作クロックを上げてオーバークロックをすることになります。

具体的な方法

先ほども述べましたがCPUのオーバークロックをするには、ベースクロックとクロック倍率を上げて行くことで行なうことができますが具体的な方法をグングン説明していきます。
方法は大きく分けて2つあります。
一種目はマザーボードからBIOS設定画面を出してBIOSの設定内容自体を変えて仕舞う方法です。
そうして2つ目はマザーボードに付いているオーバークロックのツールにおいてWindows上でベースクロックの設定などを直接変更する方法です。
一種目の方法の場合OSがWindowsもMacでも問わずに行なうことができますが、2つ目の方法の場合はWindowsでしか扱うことができません。
再度すべてのマザーボードにおいてオーバークロックのツールが付いているわけではありません。
ただしオーバークロックのツールが付いていなくてもマザーボードからBIOS設定をすることは多くの場合可能となっています。
このオーバークロックのツールを使えば手軽にWindows上からオーバークロックすることができます。
近年このようなツールを提供しているメーカーが多くなりました。
マザーボードからBIOS設定を行う場合、画面のメニューや操作方法などが若干違うことはありますが基本的操作は同じです。
ベースクロックを上げればCPUの動作クロックもそれに比例して上がります。
オーバークロックをした後、CPUスコアを測定するソフトにおいて計測してみるとまさにパフォーマンスが上がっていることが確認できます。

リスク

オーバークロックを通して性能を吊り上げることがすべてすばらしいことではありません。
無論オーバークロックすることによってリスクも発生します。
オーバークロックではコストをかけないでCPUやGPUなどのパフォーマンスを振り上げることが出来るというのが魅力です。
オーバークロックをどこまで出来るかはその製品によって違います。
インテル製のCPUの場合それほどオーバークロックに対しての耐性がおっきいので定格の1.5倍以上にしてクロック動作出来ることも珍しくはありません。
しかしながらオーバークロックというのは、製造会社の保障外のことであり、あくまで自己責任において行なうしかないのです。
オーバークロックを無茶して行ってしまうとCPUの寿命を縮めて仕舞うことにもなりますし、最悪の場合壊して仕舞うこともあります。
オーバークロックをすると発熱が増えてしまうのでCPU側のクーラー冷却性能が低い場合、熱暴走してしまうことも考えられます。
オーバークロックをするのならば、動作の限界クロックより低めのクロック設定を通してマージンを確保しておくようにした方がいいです。
CPUでは供給する電圧を定格より高くすればオーバークロックの限界も激しくすることができますが、電圧を高くしすぎてしまうとCPUが一気に破壊して仕舞うこともあります。
そのためこの方法はリスクが大きすぎます。
仮に電圧を激しくするのならば定格の1割程度だけ掲げるのが無難なやり方だと思います。
オーバークロックの初心者の人の場合は、電圧はいじらないでクロック倍率やベースクロックを変更することで操作した方がいいと思います。