集客率と転換率


主力キーワードよりも、その下のキーワードをわざわざ重視するロングテールSEOの方法には、一つの落とし穴があります。
それは、集客率と転換率のズレです。
というのも、ロングテールSEOの方法論においては、検索される数が案外多くないキーワードの大群によって訪問者数を繰り返すのと同時に、転換率のいいユーザーを繰り返すという点が重要なのですが、それが断じて上手くできるとは限らないのです。
通常、集客率がすばらしいキーワードというのは、いわゆるビッグワードと呼ばれる普遍性の厳しいキーワードです。
これをわざわざ除けるのがロングテールSEOの醍醐味ですが、逆に言えば、マイノリティな部分が重要ということになります。
そのため、相当マニアックな方向にひずみすぎると転換率は上がらなくなってしまいます。
共々これは、サイトの方向性を誤った方向に導く可能性もあるのです。
こういった傾向は、近年よく流行っている大型掲示板のまとめサイトなどでよく見られます。
その内容の多くは、挑発的だったり、シニカルだったり、信憑性のない内容のものだったりを取り扱っています。
この場合、確かに大型掲示板の閲覧者の数のスゴイ多さも手伝って、非常に集客率は高くなります。
ただ、サイトの質という面であまりに「……」という状態になり、結果的には転換率がそれほど上がらない状態になって仕舞うケースが多いのです。
こういった状態にならないためにも、転換率を重視したサイト作りを心がけるようにしましょう。

サイトアクセス数を把握しよう

ロングテールSEOの具体的な取り組みについて紹介ください。
ロングテールSEOを行う方法としては、初めてキーワードの選定の洗い直し作業からはじまります。
従来のSEOを行っていた場合、あるいはそんな対策を何も行っていなかった場合、いずれの場合においても、では「現在のアクセス状況を知る」ということが必要となります。
つまり、現状把握ですね。
通常は、アクセス解析ツールなどを用いて行います。
アクセス解析ツールは、様々な会社が無料で提供しているものを利用する形で十分です。
ただ、アクセス解析では過去の解析は行えません。
アクセス解析のためのタグ等を填め込み、その後に解析を行うからです。
従って、ひとまず解析を行うための期間が最低でもひと月は必要です。
尚、ブログ等の場合は、そのブログを提供している会社がとうにアクセス解析を通じているケースも多いので確認してみましょう。
アクセス解析をどうにか月収が経過したら、その間の分析を行います。
方法は単純で、先ずアクセス数がどうなっているかを調べます。
一日平均の数はもちろん、更新したときのリアクションなども重要です。
また、アクセス解析では、検索エンジンを利用してアクセスしてきた訪問者が如何なるキーワードで検索したかということもわかります。
そのため、自分のサイトが如何なるキーワードで検索されているかということも、アクセス解析でわかります。
ビッグワードでのSEOを行っていた場合などは、取り敢えずこのアクセス数がいやに多くなっていることが聞こえるはずです。
その点も踏まえた上で、現在のアクセス数と転換率との関係を考えてみましょう。
アクセス数の割に、いまいち効率がよく弱いことに気付くのではないでしょうか。

アクセス解析とキーワード


アクセス解析を行えば、ある程度自分のサイトのことがわかります。
どんなキーワードで検索されているのか、どれくらいの人が装いているのかということがわかったら、次はとっとと対策を考えることになります。
アクセス解析によって自分のサイトが検索されているキーワードを把握したら、次に行なうことはそのキーワードの分析です。
それが果してビッグキーワードなのか、スモールキーワードなのか、あるいはニッチキーワードなのか。
それらを洗い出し、現在の傾向を取り調べます。
たとえば、現在のサイトが検索されているキーワードが全てビッグキーワードである場合、それは大いに転換率が低くなっていると想定されます。
サイトを訪れている人の数は多くても、そのほとんどが興味本位、あるいは目的もなく、ただ不確か検索をした結果そこへ辿り着いたに関してだからです。
いわゆるライトユーザーですね。
ライトユーザーはめったにコンテンツに対してきつく関わろうとはしませんし、アフィリエイトなどの商品に対して興味も示しません。
リンクのクリックもしないことが多く、数を集めても効率面ではくれぐれも優秀とは言い辛い状況と言えます。
この場合は、このビッグワードにニッチワードを結び付け、そこで検索してもらうと効果的です。
そうしてそれが、ロングテールSEOの方法論そのものと言えます。
ロングテールSEOにおいては、ニッチワードの設定こそが重要だからです。
その方法を学べば、少数のキーワードにこそ大きな意味があることが聞こえるでしょう。